長く飲食店を経営していると突如売上が下がってしまうこともあるでしょう。しかしなぜ売上が落ちてしまったのかわからないことも多く、原因を見つけて解決するまでの間とても辛い思いをすることになります。
また新型コロナウイルス感染症の影響により政府からまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の発出により飲食店への圧力も強く、政府が行っている人流抑制政策の影響により以前より売上が落ちてしまったという飲食店も増えています。
しかし日本の食生活を支えている飲食店は私たちにとって必要不可欠な存在です。そこでこの記事では飲食店の売上が落ちている時にやってはいけないことと売上を増やす解決策について解説していきます。ぜひ最後までご覧いただき参考にしてくださいね。
飲食店の売上が落ちる理由とは？
飲食店の売上が落ちてしまう原因を大きく分けると、
- 内的要因
- 外的要因
これらにわけることができます。内的要因とはお店自体が影響して売上が落ちてしまうことであり、外的要因はお店以外の周辺環境の変化などにより売上が落ちてしまうことを指します。簡単に言い換えれば、会社の中に売上が落ちる要因がある場合を内的要因と言い、逆に会社の外に売上が落ちる原因がある場合を外的要因と言います。
内的要因で売上が落ちてしまう例として、サービスや人材の質の低下、新規顧客の開拓不足、リピート客の減少などが挙げられます。また外的要因が原因で売上が落ちてしまう例として、流行の変化や周辺地域への競合店の進出、お店のホームページの検索順位低下などが挙げられます。
飲食店の売上が落ちている時にやってはいけないこと5選
売上が落ちてしまうと「どうやって売上を回復すれば良いのか」焦ってしまいますよね。そんな時についつい値上げをしたりスタッフを減らしたりしてしまいがちですが、それらは絶対にやってはいけません。ここでは売上が落ちている時にやってはいけないことについて解説していきます！
商品の値上げをする
飲食店の売上が減ってしまったときについつい値上げをしてしまいがちですが、売上が減ってしまったからという理由で値上げするのはおすすめできません。なぜなら売上の減少とは客数の減少のことであり、客数の減少は人気が無くなってきている証拠でもあるからです。
そんな時に値上げをすれば更なる人気低下を招き、さらに売上が落ちてしまうことが目に見えてわかります。売上減少のときに値上げをしたくなる気持ちはわかりますが、ぐっとこらえて主力商品のブラッシュアップやサービスレベルの向上に注力して人気回復を目指しましょう。
商品の値下げをする
先ほど売上の低下はお店の人気が無くなってきている証拠であると解説させていただきました。であれば商品の値下げをすることでお店の人気を回復できるのではと思われるかもしれません。しかし売上が減ってしまったからと言う理由で商品の値下げをするのもNGです。あくまで適正価格を維持してください。
なぜなら多少高くても商品力やサービスレベルが高ければお客さまは来店してくれるからです。商品価格はお店を選ぶ際の基準のうちのひとつでしかありません。売上が減っているときに値下げをすればさらに売上が減ってしまいます。
下手にメニューを増やす
売上が減ってしまった時にメニューを増やすことを考える経営者の方は多くいます。しかし売上が減ってしまった時は逆にメニューを絞り込まなくてはなりません。メニューを増やすのは論外であり、逆にいま売れている主力商品がさらに良くなるようブラッシュアップしていくことが大切です。
たとえば食材を厳選しより美味しいお料理を提供できるよう工夫したり、オーガニック食品しか使わず健康にこだわったりとできることは多くあります。いま売れている主力商品をどうすればもっと良くできるのか考えてみてください。
営業時間を増やす
売上が落ちているなら営業時間でカバーしようと考える経営者の方も多くいます。しかし営業時間を延長すると言うことはそれに伴って水道光熱費や人件費などの経費が増加します。そのためたとえ営業時間を増やしたことにより多少売上を上げることができたとしても最終的な利益が下がってしまうかもしれません。
スタッフを減らす
売上が減ってしまった際に会社の存続のためついつい従業員を減らす行動に出てしまいがちですよね。しかし先ほども解説させていたように売上が減ってしまっている要因は人気の減少です。そんな時に人材を減らしてしまってはサービスレベルの低下に繋がりさらに人気が低下してしまいます。なにより今まで頑張ってくれていたスタッフへの裏切り行為です。
売上が減少してしまった際にお店が一番に取り組みべき対策は人気の回復であり、顧客満足度の向上です。スタッフの削減は真逆の行為であり、絶対にやってはならない行為であると言えます。売上が減ってしまった際にやるべきことは逆にスタッフを増やし教育に力を入れ、サービスレベルや商品レベルの向上を図ることなのです。
今すぐできる！売上の改善策をご提案
先ほど飲食店の売上が減少してしまう理由として人気の減少が原因であると解説させていただきました。つまり売上が減ってしまった時にやるべきことは人気の回復であり、そのために商品レベルの向上やサービスレベルの向上が必要だったのです。
しかしそれ以外にも細かな努力が売上の回復に繋がります。そこでここでは今すぐにでもできる売上の改善策について解説していきます。ぜひ最後までご覧いただき参考にしてくださいね。
営業中に店のドアを開けっ放しにしてみる
お店のドアが開いているのと閉まっているのとでは入店しやすさに大きな差が出てきます。実際に初めて行くお店でドアが閉まっていたら「入りづらいな…」と思ってしまいませんか？
しかしお店のドアが開いているとお店の中の様子が外からでも見えるようになり、入店しやすい雰囲気を作り出すことができます。ドアを開けっ放しにしないにしてもせめてお店の中の雰囲気がわかるようにするのがおすすめです。
空調などの関係でどうしてもドアを閉めざるを得ない場合、透明のビニールカーテンなどで空調を担保しつつ中をのぞけるようにするのも面白いアイデアですね。このように気軽に入店できる雰囲気作りが大切です。
近隣へのポスティングやチラシ配りで認知度UP
売上を改善していくためには地味な努力が大切です。たとえば近隣住民の自宅へポスティングを行い宣伝したりチラシを配ったりするのも効果的でしょう。チラシ配りやポスティングの良いところは近隣住民や学校・会社が近くの人に向けて集中的に宣伝できる点にあります。
どれだけ良いお料理を提供していたとしてもやはり知ってもらわないことには来店には繋がりません。ポスティングやチラシ配りはお店の認知度を上げるという意味でとても効果的な施策と言えます。
従業員教育の徹底・接客レベルの向上
お客さまが離れてしまう原因のひとつが接客態度です。特にSNSが発達した現在、接客態度が悪いと瞬く間に日本中に悪評が広まってしまう危険性があります。その逆も然りで積極態度が良ければ自然に良い評判が広まることになります。このことから接客レベルが重要だと言うことがわかります。
つまり接客レベルを向上するために従業員教育に力を入れていく必要があります。接客業はチームプレイです。接客レベルが著しく悪いスタッフが一人いただけでもお店全体の評判に関わってきます。売上が落ち込んできた時だからこそ、１度しっかりと従業員教育を1からやり込むべきです。
店内・食器の清掃
やはり飲食店にとって大切なのは清潔感です。誰でもゴミだらけの汚い空間で提供される食事や汚れた食器で提供された食事を食べたいとは思わないでしょう。店内を綺麗にしているという飲食店は多いですが、実は意外に食器が汚れているということは多くあります。
たとえばコップについた水垢や茶碗の端についた汚れなどよく見ないと気がつかない部分でもお客さまは気づいているということが多くあります。そういった細かい部分でのマイナスがお店の人気を下げている可能性があります。店内や食器の清掃などにも力を入れて取り組みましょう。
スタッフ同士の人間関係もお客さまに伝わる！
飲食店経営者が意外に見落としがちなのがスタッフ同士の人間関係です。スタッフ同士の人間関係なんてお客さまには関係ないと思われるかもしれませんが、実は空気感で「仲が悪そうだな」という雰囲気や「なんか嫌な雰囲気だな」と直感的に感じてしまうものなのです。そういったマイナスのイメージはじわじわと売上を減少させていくことに繋がります。
すぐにスタッフ同士の人間関係を改善していくことは難しいかもしれません。しかし人間関係の改善は確実にお店の雰囲気をよくすることができ、売上アップにも繋がります。部署異動や面談などを通して人間関係の改善に努めることをおすすめします。どうしても人間関係の改善が見込めない場合、シフト調整して被らないよう工夫するのも最終手段としては良いでしょう。
飲食店の売上アップなら「得するクーポン」がおすすめ
この記事では飲食店の売上が落ちてしまった時にやったらいけないことと対処法について解説させていただきました。飲食店の売上を回復するひとつの手段として「得するクーポン」の利用がおすすめです。得するクーポンを利用することで無料であなたのお店を紹介することができ、集客力アップに繋げることができ、結果的に売上の向上に繋げることができます。
具体的には得するクーポンにあなたのお店のクーポンを掲載することでお店の認知度を高めて集客します。クーポンの内容は値引きに限らずワンドリンク無料や粗品のプレゼントなど少しでも「得した」と思ってもらえるようなサービスを付けていただければ何でも構いません。
ぜひこの機会に得するクーポンへ登録して売上をアップさせるために大切な集客力の改善に取り組んでいただければと思います。得するクーポンへの登録方法は下記ページより確認することができるので、ぜひこの機会に得するクーポンへご登録ください。